「食品ロスから野菜作り」に前进!
ユーグレナ残渣(ざんさ)から製造した「有机液肥」で良质なイチゴを栽培
玩偶姐姐(株)(社長:今井 雅則)は、茨城県常総市で運営している実証農場「TODA農房」において、明治大学黒川農場、(株)ユーグレナ、(株)ルートレック?ネットワークス、(株)DAインベント、Office FUJIWARAと共同で、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ、以下ユーグレナ)を原料とした「有機液肥」を用いた栽培実証試験を実施し、従来の化学液肥と同等の農作物の収穫量が得られることを確認しました。
将来的には饮食店などから発生する食品残渣から有机液肥を製造することで、地域内での资源循环に贡献する処理システムの确立を目指します。
开発の背景
食品ロスや生ごみなどの有機系廃棄物は、国内の廃棄物量(重さ)全体の約4割を占めており、発生量の削減が課題となっています。この課題解決に寄与するとして期待されているのが、有機系廃棄物を肥料として利用する技术です。
有机液肥とは有机物を原料とした液体肥料のことで、今回は高温?高圧条件で処理する方法を用いて製造しています。これまで明治大学黒川农场が进めてきた研究では、野菜くずや牧草などを原料として液肥化処理を行うと有机酸が発生し、栽培植物によっては生育障害が発生することが课题となっていました。
ユーグレナを原料とした有机液肥の特长
ユーグレナはワカメやコンブなどと同じ藻の仲间です。そこに含まれる栄养素の豊富さから食品や化粧品、そしてバイオ燃料の原料としても注目されています。バイオ燃料の製造时にユーグレナから脂质を抽出する工程で、残渣(搾りかす)が発生します。このユーグレナの残渣を原料として液肥化処理をしたところ、野菜くずなどを原料とした场合よりも有机酸の発生量が少ないことが判明しました。そこで、この有机液肥を用いてイチゴの栽培试験を実施した结果、生育障害が発生せずに、一般的に使用されている化学液肥で栽培したものと比べ収穫量と糖度が同等であることを确认しました。
-
図1 1株あたりの収穫量(期別)
-
図2 果実糖度の推移
今后の展开
当社は今回の試験結果を活かし、引き続きユーグレナの残渣と、調達が容易な食品残渣を混合した有機液肥の実用化を検証する予定です。将来的には、地域の開発事業等において有機液肥の製造装置と農業利用方法を導入することによって、飲食店や加工施設から発生する食品残渣を原料とした資源循環システムの構築を進め、环境配慮型の農業?商業の実現を目指します。
<参考>
- 「施设园芸実証ハウス「罢翱顿础农房(のうぼう)」で収穫开始-农业6次产业化に向けた农业モデル実証への取り组みが进展- /news/d6h59a0000000k2y-att/20171221.pdf
- 「大粒で良质ないちごの収穫量がアップ」/news/d6h59a0000000mh5-att/20200123_1.pdf
CONTACT
お问い合わせはコチラ